空調のない能舞台は極寒!
ブルブル震えながらお稽古がんばります。
今日は謡いと同じ稽古している論語からのご紹介です。
佐野先生は、いつも学んだ論語につなげて
能のお話しをしてくださいます。
出てては則ち弟、
謹しみて信じ、
汎く衆を愛して仁に親しむ。
行いて余力あれば、則ち以て文を学べ。
①親孝行をする
②年長者のいうことを聞く。
③信義を大切にする。
④人を慮る気持ちを持つ。
学問を修めることは、とても大切。
しかし、ただ知識を詰め込むだけで、人格形成をおいてきぼりにしてはいけない。
「学問」は社会に還元して役立てるためのもの。
「社会」は人と人のつながりで成り立っているもの。
人として信頼関係や思いやりを身に付けてから、
初めて学問は役に立つ。
とても身にしみました。
我が子に、「何の為に勉強をするのか?」と説くときには、
これなのだなと、実感。
そうですね、世の中の役に立つ人間になること、
なぜなら社会は人と人とのつながりでできていて、
人はその中で生きているのですから。
学ぶ順序というものは、とても大事だと思います。