2012年3月13日火曜日

3.11 一年を思う

何もできず、何の役にも立てず、もがいていた昨年。
とにかくみんなの集まれる場を今までどおり
変わりなく作り続け、待ち続けてきました。

1年経過を機に、少し外へ行動をおこすことを決心。
学校をはじめ、大小かかわらず、全てのコニュニティにおいて、
謡隊のワークショップを要望に応じて実施することにしました。
先日、いわき市教育長および教育委員会関係課にご挨拶させていただき、
現在の謡隊メンバーに呼びかけも行いました。

「 いざ!謡わん*能楽謡隊の日本の伝統による復興支援活動」
日本の伝統・文化理解教育プログラム
「みて、きいて、やってみる!五感フル活動!!」の実施。

まちのどんな小さな集まりでも、ご要望がある限り、実現させる。
謡隊ができる精一杯の応援。
1年、10年、50年、思いをよせ続け、決して忘れないように。

鳥栖・こども謡隊からのメッセージをご紹介いたします。

ぼくは、鳥栖子ども謡隊の帆足健一郎です。
東日本大震災から1年がたとうとしています。

今日までの1年間は、いつもの1年間とはちがいました。
普通に生活ができる事のありがたさを感じる事、
生きていると感じた事、毎日思っていたわけではないけど、
3.11がなかったら少しも考えなかったと思います。
まだまだ震災にあわれた方は大変だと思いますが頑張ってください。
僕たちは、3月10日に「能楽事始め」の舞台で羽衣を謡います。
何も役にたつわけではないのですが心をこめて思いをこめてがんばります。

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