平成24年度がはじまりました。
子どもたちは進級、進学おめでとうございます。
それぞれの門出であり、大きな節目です。
先月、鳥栖の謡隊は
2回目の企画公演を無事終了いたしました。
当日は地元サガン鳥栖が
J1昇格初回のゲームがあり、
それはそれは大盛り上がり!
こちらの公演時間と試合時間も重なり、
喜ばしいことなのですが、残念ながら影響も大きかったことは否めません。
(会場も隣同士)
それよりも、2009年に実施した「鳥栖大能楽」の場面を思い浮かべます。
スタジアムでの薪能、日中に謡隊の晴れ舞台、
夜には十五夜の月の下での「羽衣」
幻想の世界でした。
サッカーと能楽、全く違うものですが、
鳥栖では、それがつながる面白さが、ここならではです。
全国のこども謡隊の年長者は鳥栖にいます。
今年、高校3年生の女の子。
入った当初は中学2年生でした。
チームの良きリーダーであり、謡隊が大好き!でいてくれる、
がんばりやさんですが、突然、発表にでられなくなったと言ってきました。
就職に向けて、大事な行事があるとのこと。
その時、そんな年齢になったのかと、感慨深いものがありました。
子どもの成長は早いものですね。
人それぞれの「道」があります。
どんな道であっても、変わらぬものがあります。
いい時も、苦しい時も、生きていく中で変わらぬものです。
謡隊はそれを学ぶ場です。
わが道は一以てこれを貫く
彼女に、謡隊の子どもたちに、そしてすべての子どもたちに贈る
門出の言葉。
ちなみに、こども謡隊は年齢制限設けておりませんので、あしからず。
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