2011年2月22日火曜日

会津の侍は寒さに強し!!

以前にもご紹介しました会津侍謡隊。
今年は例年より雪が多いそうで、かなりの積雪でした。
1月のお稽古の時がピークだったようで、
その時は歩道はツルツル、歩くのが怖いくらいでした。

今回2月のお稽古では、雪は残っておりましたが、
1月に比べれば大分溶けた様子でした。
ですが、気温は非常に低く、
能楽堂の楽屋部屋のエアコンは最高温度にしても、全くきかず、
東京からきた我々は寒さに打ち震えながらのお稽古でしたが、
地元の方は慣れているのでしょうか。
寒い寒いと言いながらも、きちっとなさっているのでさすがと思いました。

前半の論語教室、2月は・・・
子曰わく、
過ぎたるは猶お
及ばざるがごとし。

「行き過ぎは、足りないことと同じであり、
かたよらないのがいいのだ」
後半の謡隊お稽古でも、先生が同様のことをおっしゃっていました。
論語の教えさえも自然と織り込まれている指導は、
長く続く伝統の底力だと感じました。

会津チームは「鶴亀」をお稽古しています。
発表は5月に決定!
あまりの寒さに、お稽古は1月に引き続き楽屋部屋にて。
最後の総仕上げに一回だけ通しで舞台で謡ました。
















会津侍city塾の塾長でもあり、論語教室の先生でもある
本田塾長も、いつも参加していただいてます。
2月はお休みが結構いらっしゃいましたが、
これからは暖かくなってきますので、
開放的な能楽堂でのお稽古は、季節の訪れを五感で感じながら
豊かな感性をはぐくんでくれることでしょう。
雪どけが楽しみです。