2013年2月28日木曜日

地元で念願の発表【いわき】

2/23、いわき市文化センター大ホールにて
いわき・こども謡隊はやっと地元で発表の機会を得ました。
震災以降、中々自立した公演をすることができず、
活動を継続していくことが精一杯のところでした。

今回は佐野登先生の講演会と能楽ワークショップの催しの中で、
実際に指導を受ける子どもたちを見ていただくコーナーで出演。

「伝統の知恵に学ぶ人(子)育て講演会&能楽ワークショップ」
~いわき・こども謡隊の子どもたちを通して~

リハーサルではなかなか声が出ず、
先生には〝喝〟入れられ、ドキドキの本番。
素謡「鶴亀」「小袖曽我」「船弁慶」
3曲を謡いきりました!









「本来できていたことが、本番にできないわけがない。
それは自分の意識でいくらでも変えることができる。
気合いを入れろ!」
先生の言葉が心に届いてくれたでしょうか?









さて、次はどの曲をお稽古するのかな?
レパートーリーが増えてゆくのも、また楽し。

2013年2月22日金曜日

三保の松原・羽衣絵巻【静岡】

日本人にとって特別な存在、富士山。
今、世界遺産登録に向けて、各地で様々な活動が展開されています。


 
三保の松原は、富士山の構成資産の一つになっています。
構成資産とは、世界文化遺産となりうる対象の
「顕著な普遍的価値」を具体的に証明するものとして選ばれた資産のことで、
富士山が「信仰の対象」「芸術の源泉」になった名山という観点の価値の
根拠となるものを指すそうです。
 

 
 
 
 
 
 
 
三保の松原の素晴らしさを再認識するために、
能「羽衣」や伝統文化としての「能」を体験や
鑑賞をしながら学ぶイベントが開催され、
しずおか謡隊、しずおか・こども謡隊合同で出演しました。
謡うのはもちろん!ご当地ソング「羽衣」
 

 
 
 
 
 
 
 
 
当日は、佐野先生の能楽ワークショップのほかに、
静岡県立農業高校の生徒さんが研究する
「松葉の有効性」の発表や
笛方:松田弘之先生の能管体験講座
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後は松田先生の笛の音にのせて、
佐野先生の天女の舞。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
富士山と三保の松原つながりの和ができました。

2013年2月2日土曜日

お稽古はじめ【鳥栖】

2月も入りまして、そろそろ節分。
鳥栖でも先月よりお稽古が始まりました。
ここでは、3月に毎年企画公演を実施していて、
年明けは結構てんやわんや。。。
舞台に出演するだけではなく、手作りの公演ですので
みんなで手分けしていろいろしなくてはなりません。

お稽古はじめの日に合わせて、
チラシ・ポスター・チケットを納品していただきました。









今年のテーマは「西王母」
三千年に一度花咲き、実なる<桃>
その桃を得ると三千年の命を得るといわれる
中国の古い伝説が元になっているお話です。

当日パンフレット用に子どもたちは撮影をしました。
舞台に向けてファイトー!!
弟妹たちも応援!?します。









今年はメンバー最年長の城島くんが、能のツレに挑戦します!
面をかけて猛特訓!!









せっかくなので、面を体験。
視界がとにかく狭いです。
この見えない状況で、舞台に立つのですから大変です。










子どもたちだけでなく、大人メンバーもがんばっています。
当日は能の地謡へ挑戦!!

協賛のお願いに回ったり、宣伝したり、
いろいろ大変ですが、公演を成功させるため
一致団結でがんばっています。

3/20(祝・水)春分の日 13:30開演
サンメッセ鳥栖ホールにて
鳥栖駅から歩いてスグ!
サガン鳥栖のホーム、ベストアメニティスタジアムすぐよこ!
みなさま、ぜひいらしてください!!